中古スマホを格安SIMで使うときに確かめること

中古のスマホを格安SIMで使う前に見ておきたい5つのことを、イラストで説明します。

イラストでわかる 第21回 ・ 更新日 ・ 作成

この記事のポイント

中古スマホで確かめる5つのこと

中古のスマホも、格安SIMで使えます。ただし、買う前に確かめておきたいことが5つあります。

中古1版と周波数2SIMロック3利用制限4電池5eSIM
中古のスマホを格安SIMで使う前に、5つのことを確かめます。1つめは版と対応する周波数、2つめはSIMロック、3つめはネットワーク利用制限(赤ロム)、4つめは電池の状態、5つめはeSIMに対応しているかです。

1. 版と対応する周波数

同じ名前の機種でも、ドコモ版・au版・ソフトバンク版・SIMフリー版などの版によって、対応する周波数(バンド)が違うことがあります。使いたい格安SIMの回線のバンドに対応していない版だと、建物の中や郊外でつながりにくくなることがあります。

総務省のページでは、契約している会社が売ったスマホなら問題は起きにくいとしています。ほかの会社が売ったスマホを使うときは、各社の動作確認済み端末のページを見るよう案内しています。

  1. 型番を見る

    お店の商品ページや、スマホの設定画面、箱で型番を見ます(型番の調べ方)。

  2. 版を確かめる

    型番から、どの会社の版かが分かります(ドコモ版・au版・SIMフリー版の違い)。

  3. 周波数を見比べる

    機種と版を選ぶと、格安SIMごとの判定が出ます。

2. SIMロック

キャリアのスマホのSIMロック2021年9月までに発売ロックがあることも2021年10月以降に発売原則としてロックなし
SIMロックは、スマホを買った会社のSIMしか使えないようにする設定です。総務省によると、2021年10月以降に発売されたスマホには、原則としてSIMロックをかけることが禁止されています。それより前に発売された大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホは、SIMロックがかかっていることがあります。

SIMロックがかかっていても、解除の手続きをすればほかの会社のSIMを使えます。総務省のページでは、ウェブでの解除の手続きは無料と書かれています。手続きの流れはSIMロック解除とは?で説明しています。

大手3社以外の会社やメーカーから買ったスマホには、基本的にSIMロックはかけられていません。

3. ネットワーク利用制限(赤ロム)

*#06#IMEI15けたドコモ確認ページau確認ページソフトバンク確認ページ
電話アプリで「*#06#」と入れると、IMEI(製造番号)という15けたの番号が出ます。この番号を、そのスマホを売った会社の確認ページに入れると、ネットワーク利用制限がかかっているかが分かります。

ネットワーク利用制限は、盗まれたスマホや、代金が払われていないスマホなどの通信を、携帯電話会社が止めるしくみです。制限がかかったスマホは「赤ロム」と呼ばれ、SIMを入れても電話やデータ通信が使えません。

判定の記号の見方や、SIMロックとの違いは、中古スマホの赤ロムとは?で説明しています。

4. 電池の状態

電池がどのくらい劣化しているかは、スマホの外から見ても分かりません。お店の商品ページに電池の状態が書かれているかを見て、書かれていなければ、買う前にお店に聞きます。

総務省のページでは、中古のスマホはメーカーの保証の期間が終わっていることが多く、お店が独自に保証をつけていることもあると書かれています。電池の交換や不具合のときに使える保証があるかも、あわせて確かめます。

5. eSIMに対応しているか

eSIMは、スマホの中に組みこまれたSIMです。使えるかどうかは機種によって違うので、eSIMで格安SIMを使いたいときは、その機種が対応しているかを確かめます。

対応しているかは、メーカーやキャリアの公式サイトの仕様に書かれています。たとえばシャープのAQUOS sense8(SIMフリー版)の仕様では、「SIM」の項目に「nanoSIM/eSIM」と書かれています。格安SIMの動作確認端末の一覧で、eSIMで動作を確かめた機種かどうかを見ることもできます。mineoの「動作確認済み端末検索」には、SIMカードの種類にeSIMを選んでしぼりこむ項目があります。

eSIMのしくみはeSIMとは?で説明しています。

買う前と買った後のチェック

出典

よくある質問

中古のスマホでも格安SIMは使えますか?

使えます。ただし、版と対応する周波数、SIMロック、ネットワーク利用制限を、買う前に確かめてください。

SIMロックがかかった中古スマホは使えませんか?

解除の手続きをすれば、ほかの会社のSIMを使えます。解除の手続きは、そのスマホを売った会社でします。

確認ページで調べるのに必要なものは何ですか?

IMEI(製造番号)という15けたの番号です。電話アプリで「*#06#」と入れると出ます。お店で買うときは、お店にIMEIを聞くこともできます。

どの会社の版か分からないときは?

型番で分かります。スマホの型番の調べ方をごらんください。

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